インテリア@バンコク Part.2

 

前回に引き続き「バンコクの中目黒?」エカマイにみるインテリアをお伝えします。

 

バンコク、エカマイという地域については前回のブログで簡単に触れていますので、ぜひご覧ください。

(下の方までスクロールしていくと、前回のブログが出てきます。)

 

さて、

もはや漠然とイメージされるアジアンインテリアはなかなか見られないエカマイ。

 

ですが、現地で素敵と思われているであろうカフェにはさらに訪れてみましたので

今回もご紹介していきます!

 

まず、現地の方がカップルで熱心にSNS写真を撮っていたのが印象的だったこちら。

「Fill in The Brank...」

 

 

”ナチュラル” な中に

トタン波板を壁に用いることによって無骨感をプラスしかわいらしくなりすぎずにまとまっています。

 

吹き抜けの"Garden"もあり、

室内でも外を感じられるような、グリーンを取り入れた開放的な空間。

普通に日本でも人気が出そうなカフェでした。

 

住宅インテリアでもDIY等でこのトタン波板系を貼られる方いらっしゃいますよね。

 

 

↑の”W”札のかかっている扉は同カフェのお化粧室なのですが、こだわりを感じました。

(正直、この扉は雰囲気はとてもマッチしていて素敵なのですがとても開けにくかったです笑。)

 

 

前回シェアしたインテリアよりも、こちらはナチュラルテイストなものの、

やはりインダストリアル感、無骨さが必ず入っている、という印象でした。

 

ベースは

生成り系のアイボリー色、木の色、トタン波板の色、

そこに淡いペールブルーのクッション等がアクセントになっています。

(エントランス〜カウンターは床タイルのレッドもアクセントになっていますね。)

 

 

さて、次は若干のおまけ。

ホテルです。

 

 

モノトーングレイッシュブルーの中にアイアンのアクセントが入っています。

シック&インダストリアルといった印象。

室内については

同じくグレイッシュブルーを扉等に使用しているのですが、

壁にはクリームイエローを用いて、柔らかさと明るさのある空間になっていました。

 

このイエローブルーの関係性はカラー用語では”対象色相”といいます。

(色相環の反対同士にある色より若干ずれた位置にある色同士の関係。)

単純に言うと、小洒落た雰囲気を創るのによいと言われている関係性です。

 

無機的になりすぎてしまいそうなグレイッシュ&モノトーンな中にクリームイエローが入ることで、

落ち着ける温かみのあるインテリアに仕上がっています。

 

インテリアにあと1色アクセントを入れてみたいけど、

どうしたらセンスよく見えるかわかならい、という方は

現在インテリアの中に使われている色と対象にある色を使用してみると

まとまりやすいと思います。

 

 

以上、バンコク エカマイの中で見られたインテリアでした!

インテリア@バンコクEkkamai

 

「バンコクの中目黒?」エカマイにみるインテリアをお伝えします。

 

ちなみに、バンコクの中目黒は私が勝手に命名してしまいました笑。

エカマイという場所は「バンコクの原宿」と呼ばれるサイアムという場所からやや南東に行った場所です。

 

街のカフェを見ると今がわかる、その街のイメージがわかる、ということで

カフェのインテリア等をご紹介しながら見ていきたいと思います。

 

エカマイ駅前にはこのエリアのランドマークである、「Gateway」というショッピングセンターがあります。

 

 

 

この写真の1階部分をみるとCOFFEEの文字が見えますでしょうか。

こちらが「TOM N TOMS COFFEE」です。

 

 

オリエンタルな雰囲気のカフェを想像された方には申し訳ないのですが、

そういった空間はこのブログの最後の方でないとでてきません。。。

何となくタイと聞いて想像するタイ感はみられません。

 

柔らかいアッシュ系の内装に

テーブルや枠のブラック、グレー系のブリックがきいています。

 

ちなみにこちらでいただいたカフェモカは、日本円で370円程度でした。

 

そして次。

この「Gateway」道路を挟んで斜め向かい側にあるのが

「THE COFFEE CLUB」

都会感漂います。

 

インテリアは、、、

 

なるほど。ここしばらくよく見る感じですよね。

レンガ。アイアン等の黒。インダストリアルの照明。。。

 

 

次は駅から少し歩いた所にあるこちら。

写真の右側にLight Loft とあります。「Light Loft Bar」です。

 

インテリアは・・・

 

 

もはやタイ感ゼロといっても過言ではありません。

アッシュ系ヘリンボーンの床、無骨な雰囲気の家具や照明器具。

今時です。

 

こちらはカフェ&照明器具ショップでした。

 

いただけるメニューも、

 

こちらはおそらく、エッグベネディクトのセットです笑。写真で選んだので。

文字はタイ語でわかりませんでした。。

 

金額は600円程度。お求め安い価格かも。

 

照明器具はこんな風に飾られています。

 

 

ソファやチェアが見えますが、こちらでお食事がいただけます。

Wi-Fiも普通にあるので、お仕事もできちゃいます。

 

 

これらのカフェは雑誌等を見て選んで探して入っているのではなく、

エカマイのメイン通り沿いを主にブラブラしていて入ったカフェです。

 

系統としては似た雰囲気のインテリアでお腹いっぱいに。。

こちらはカフェではないのですが、ファブリックやインテリアを扱っているお店が

メイン通りをしばらく歩いた先にあったので(おそらく駅からは20分ぐらいかも。。。)

そちらもご紹介します。

 

 外観はこぢんまりと可愛らしいですね。

中は・・・

 

 

 

やっとそれなりにオリエンタルな雰囲気に出合えました。

バンコクのもっと西、カオサン地区にある店舗等から比べるとだいぶ洗練されています。

 

カオサンのごった返した感じも良いのですが、それはカオサンに任せた方がよいのでしょう笑。

 

2階は家具が並びます。

 

 

 

 

お店の裏側はこのような感じ。

 

本当にこの付近は高層ビルも多く立ち並び、都会です。

今回はエカマイ駅の北側の写真が多いですが、実は南側はもう少し昔のバンコクの風景が残っています。

それはまた別の機会に。。

 

あまり観光する地域ではないので、日本人の方がいたとしても駐在員の方が多いと思います。

街としては落ち着いています。「お土産屋さん」といった感じのものははありません。

 

やはり観光でタイに来られる方は

今年1月にブログであげたカオサン地区や

古都と呼ばれるチェンマイに行かれるのだろうなと思いました。

 

ですが、都心のカフェ等を見ることができてバンコクの今を感じることができました。

まだ少し時間はあるので、これからもカフェやショップ巡りは続けます。

 

以上、

タイ、エカマイ付近のインテリアをお伝えしました!

自分色と自信

 

自分らしい色、って意識していますか?

 

ヨーロッパでのパーソナルカラー第一人者といわれるガブリエル・M・ブレス・ティマンさんの

講演に行って参りました。

 

「パーソナルカラー」って何?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

難しいことはありません。

簡単に言うと

「自分に似合うカラーグループを見つけること」です。

「カラーグループ」と表現したのは、似合う色は1つだけではなく、

似合う色のトーン(鮮やかさと明るさ)というのがあり、

私に似合う赤・青・緑・・・とあるので「カラーグループ」と書きました。

 

 

 

上の方が、ガブリエル・M・ブレス・ティマンさんです。

オーストリアからいらっしゃり、講演をされました。

 

最初は色彩を学ぶ時には必ず出てくるヨハネス・イッテンさんについてのお話。

興味深い研究があり、それは私も知っていたのですが、それについてはまたの機会に書きたいと思います。

 

彼女はパーソナルカラー診断には3つのレベルがある、というお話をしていました。

 

レベル1: 外見の美しさ

レベル2: 自己表現

レベル3: energy level field(自信を持って生きる力)

 

まず、レベル1は本当に単純に似合う色みを知るということ。

似合う色がわかれば健康的に素敵に見えます。

 

レベル2は、自分らしい色を知り活用することで自己表現力を身に付けることができるということ。

ガブリエルさんがおっしゃっていたのは、

”第1印象に2回目はない”

”似合う色(服)を身に付けると存在感を増すことができ、強いプレゼンテーションになる”ということでした。

これも、

自分をどう見せたいか、ということを意識している方にとってはとても理解できるものだと思います。

身に付けている色によって相手が「この人はこういう人なのかな」と性格を無意識的に判断することもあるので

非常に重要な要素になります。

 

そして、レベル3自信を持って生きる力を色は与えることができること。

これを彼女は強調していました。

何より、これが生きていく上で一番重要だと。

 

その中でとても印象的なエピソードがありました。

 

 

 

 

全く目の見えない方がガブリエルさんにパーソナルカラー診断の依頼をされたことがあったそうです。

 

ガブリエルさんはとても驚き、ですが通常と同じように、その方の胸元にドレープを1枚ずつあてたそうです。

すると、その方は気に入った時は"Please leave it to me."(そのままあてておいて。)と。

気に入らない場合には"I can't stand it. Please remove it."(耐えられないので外してください。)と

言われたそう。

 

目は見えないのですが、その方は感じた事をそのまま言い、

ガブリエルさんはその気に入られたカラードレープを選定していったとのことでした。

 

 

通常は、カラリストがお客様に似合う色を選んでいくのですが、

これは何を表しているのか、というと、

実は私たちは”自分らしい色””似合う色”はわかっているのではないか、ということです。

 

目の見えない方は五感の中の視覚は無いのですが、

その分、他の感覚が敏感である可能性も高いと思います。

 

人間の目の中にある色を感じる「オプシン」というタンパク質が、

実は皮膚の中にもあることがわかっていますが、

そういった事も関係しているかもしれません。

 

 

私たちは普段、様々なものを目にしすぎているために

本来なら感覚的に感じ取れるであろう”自分(らしい)色”を見落としているのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

風土と色Part.3

岡山県高梁市。レトロタウン吹屋へ行って参りました。

 

さて、まずは早速どんな雰囲気なのか見て参りましょう。

 

 

 

街並みの特徴は、

 

赤銅色〜黄色っぽい色までの石州瓦(釉薬瓦)

白壁・なまこ壁・焼き板・地元赤土を使用した土壁

ベンガラ塗の格子

 

と、全体的に朱赤色を感じさせる町並みになっています。

 

 

吹屋は、江戸〜明治にかけて鉱山の町として栄え

江戸末期からはベンガラ国内随一の産地として名を馳せました。

 

ベンガラは硫化鉄からつくられる顔料ですが、

吹屋にはその原料となる硫化鉄鉱の鉱脈があったため大量に産出することができました。

 

現在では、この特徴ある町並みは

「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。

 

 

 

実際、岡山市内から吹屋へ向かう道中、

かなり山道になり、人気もなく、本当にベンガラの町が・・・?と若干不安になりましたが、

着いてみてビックリ。

このベンガラの町の通りのみ、観光客の方達の姿が多く見られました。

 

私を車に乗せて連れてきてくれた友人も、ここだけ人がいてビックリしていました笑。

 

 

岡山といえば、倉敷。白壁土蔵なまこ壁、といった白黒の色彩を思い浮かべますが、

吹屋ではベンガラ色という赤土色の暖かい町並みをみることができます。

 

ただ、色を使用する、ということは、風景が乱れる恐れもあります。

それを色彩のガイドラインをつくることで美しい町並みを保全しています。

 

簡単に触れると、

外観の色彩は、落ち着きのある暖色系(赤・黄赤・黄系)で鮮やかさを抑えた色彩を基本としています。

その鮮やかさはマンセル値で指定されています。

出典:高梁市景観計画の手引き

 

白×黒のようなスッキリとした配色も日本的で素敵ですが、

 

ベンガラ色を中心とした温かみと色ムラの感じられる町並みもまた粋ではないでしょうか。

 

 

吹屋までは岡山市内からだいたい1.5〜2時間かかりますが、

ご興味のある方はぜひ訪れてみてください!

ル・コルビュジエと色彩

 

国立西洋美術館『ル・コルビュジエ 絵画から建築へ-ピュリスムの時代』へ行って参りました。

 

国立西洋美術館といえば、ル・コルビュジエの建築作品。

そして、2016年にユネスコ世界文化遺産に登録された建築です。

 

 

ル・コルビュジエというと、

アメリカのフランク・ロイド・ライト、ドイツのミース・ファン・デル・ローエと並び、

近代建築の三大巨匠の一人として、また「近代建築の5原則」を提唱した人物として

ご存知の方もいらっしゃると思います。

 

今回開催されていた、『ル・コルビュジエ 絵画から建築へ-ピュリスムの時代』は、

画家のオザンファンと共に絵画を通して推進した「ピュリスム(純粋主義」運動から

「サヴォア邸」を設計した10年間に焦点が当てられた展示でした。

 

*ピュリスム絵画:近代生活を支える科学が法則に基づくのと同様、芸術にも普遍的な規則が必要と主張。

比例と幾何学による明快な構成が特徴。

 

ル・コルビュジエは、建築家として有名ですが、建築家として大成した後も、

午前中にはデッサンや絵画を描いていたそう。

その経験は大きく建築に影響していると言えます。

 

それを見てとれるのが以下のコルビュジエの絵画作品等。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/event/bi/lecorbusier/list/CK2019032202000317.html

 

 

そして以下は、コルビュジエが壁紙メーカーから依頼されて色彩設計をしたという、

63色のカラーパレットです。

 

 

 

Polychromie Architecturale

https://www.lescouleurs.ch/fr/les-couleurs/le-systeme-de-couleurs/ より

 

絵画と比べて見てみると共通点が見つけられるのではないかと思います。

 

パレットのこれらの色はコルビュジエが経験の中で見つけ出した色。

全ての色はどの色を組み合わせても自然に調和する色である、と述べられています。

 

また、

「建築における色彩は、平面図や断面図と同じくらいもしくはそれ以上の重要な構成要素である」

とあり、いかに色彩を重要視していたかがわかります。

 

展示では、オザンファンと並べて初期ピュリスムの絵画が展示されていたのですが、

ル・コルビュジエの絵画はより立体的な構成を感じました。

 

また、色彩についても初期はベタっとした平面上における濃い色での表現だったのが、

徐々に淡い色彩や透明感のある色彩を巧みに組み合わせて表現し

それらが見事に調和していました。

 

空間認知能力に秀でた方だったのですね。

羨ましいというのもおこがましいくらいですが。笑

 

ご興味のある方は、

「サヴォア邸」

「ユニテ・ダビタシオン」

「ロンシャン礼拝堂」

 

等に豊かな色彩を見ることができるので、ぜひ検索してみてください!

 

 

おまけとして・・・

下の写真は国立西洋美術館の「19世紀ホール」と命名された大きな吹き抜け空間です。

昭和レトロな色

 

風土と色Part.2「倉吉」番外編。 レトロにも色々ありますが、、、

 

前回の倉吉(白壁土蔵のまち)もレトロな町並み、と言われますが、

その近くの喫茶店にて「昭和レトロ」に出会いました。

 

さて、中に入ってみると、、、

 

 

家具自体は落ち着いた大正ロマン風ですが、

壁、テーブルクロスや照明器具、雑貨類で見事に昭和レトロ風になっています!

 

ドギツくなりそうなのに、くだけつつもマッチして楽しい空間になっているのはなぜだろう、と考えると

それは壁面にあるのではないでしょうか。

 

まず、トーン。

壁は原色に見えるかもしれませんが、

少し褪せた色(少ーしグレーを混ぜたような色)で統一しています。

この少し褪せた色みが昭和っぽさを感じさせています。

 

 

また、壁のオレンジと青緑がひとくせある対象色相、になっています。

 

対象色相とは、、、

 

この色相環(色のグラデーションを環にしたもの)で反対側にある色同士より少しズレた関係性、のこと。

簡単に言うと、小洒落た雰囲気を作りたい時等に組み合わせる配色だったりします。

 

黄赤(オレンジ)に対しての反対の色は青。

そこから少しズレた所に青緑、があります。黄赤青緑対象色相になっています。

この空間ではこの対象色相のオレンジ青緑を上手に使われていると感じました。

 

私は昭和世代でもあるので、、

雑貨のひとつひとつまで懐かしく感じ、この喫茶店でわくわくするひと時を過ごせたのでした。

 

風土と色 Part.2

 

鳥取。倉吉(白壁土蔵のまち)へ行って参りました。

 

『ハウジングスタイリスト 認定講座』のために訪れた鳥取。初!鳥取。

これは、せっかくなので行くしかない!ということで足を伸ばして倉吉へ。

若干足を伸ばしすぎたため、あまりゆっくりはできませんでしたが。。。

 

打吹玉川(うつぶきたまがわ)。通称、「白壁土蔵群」。

国の『伝統的建造物群保存地区』に指定されています。

 

さて、街並みを見てみましょう。

 

 

 

 

一番有名なのは、

この玉川沿いの白壁土蔵群。

 

・赤瓦(石州瓦)

・白い漆喰

・腰壁(黒い焼杉)

 

で構成されています。

(私の身長からのアングルでは瓦の様子が収められなくて残念。。)

 

後、特徴として、1つ上の写真では

それぞれの土蔵の戸口に一枚石の石橋がかけられていますね。

この石橋は通用門として作られたものだそうですが、

この玉川の川幅。風情のある幅といいますか。このスケール感がまさに丁度良く

素敵な景観を生み出しています。

 

こちらはお土産物屋さんですが、

焼き杉板の縦目板張りの感じがよくわかりますよね。

 

 

焼き杉ドアップです。。実際も結構な迫力がありました。

 

 

では、周辺も見てみましょう。

 

お店も立ち並んでいるので、

色彩等も少し新しい要素が入っていたりしますね。

 

 

この味わい深さは、何と言っても本物を使っているからこそですよね。

 

そして、漆喰の、杉焼き板の黒、、というよりも風合いのある茶色みがかったチャコールグレー赤瓦

のコントラストのある組み合わせ。

これは、色の3色配色に落とし込むと、こうなります。(色幅はありますが、だいたいのイメージです)

 

 

 

言葉では、・白・グレー

と書きましたが、その言葉からイメージする色と

上の3色配色は一致していましたか?

 

 

コントラストがあって、ぱっきりモダンのような気もするのですが、

この濁りを含んだ色を使ったコントラストが、まさに日本らしさを感じさせるのだと思います。

 

ということで、本日は鳥取倉吉のまち ”白壁土蔵群の風土と色”でした!

風土と色

 

タイ。バンコクへ行って参りました。

 

まずはタイの街の風景を少し眺めてから、「風土と色」について共有したいと思います!

(バンコクのカオサン・王宮周辺です。)

 

イエローマゼンタのタクシー。手前や真ん中奥にはトゥクトゥクが見えます。

(トゥクトゥク=三輪自動車タクシー。車のように囲われていないので風や排気がガンガン入ります笑。

運転手さんによっては他のトゥクトゥクと競争のようになるので、子どもは大喜びします笑。)

 

 

道路はトゥクトゥク数台、車、自転車、人で混み合ってもの凄いことになります。

 

 

バスもカラフル感が日本とは違いますね。

 

 

ブルーのスターバックス。

その右側の建物はですね。

違和感、ということは無く、それなりに馴染んでいるのがタイです。

 

 

チャオプラヤー川から見えたビル。

こちらもを中心とした様々な色。

 

 

ランブトリ通り。

日差しが強く、カラフルなパラソルやトゥクトゥクが映えています。

 

 

以上、タイの普通の街の風景を見てきましたが、

この年末年始のタイの気温は最高30度ほど。

昼間とても暑く、日差しも強く、半袖1枚で過ごせる気候でした。

 

タイの気候は熱帯。1年を通じて暑いですが、年末年始は乾季のため過ごしやすかったです。

 

さて、ここで共有したいのは「風土と色」。

 

上の写真からも、タイではビビッドな色が映え、街でも多く使用されていることがわかります。

これは、タイという場所が関係しています。

タイのように緯度が低い場所、つまり赤道に近い地域では太陽の光をストレートに受け、

暖色がより美しく、太陽光を受けた色はより鮮やかに見えます。

 

一方、赤道から離れ、北極や南極に近づくほど、太陽光は地表に届く前に大気層を多く通り散乱するため、

少しかすみがかったような青みがかった色に見えます。

 

ということは、住む地域で色の見え方は大きく変わってくる、ということ。

上の写真のようなビビッドな色はタイのような風土でこそ美しく映えて見える、ということです。

 

例えば、

車のメーカー等でも、世界の地域によって車の色を変えている、ということもあるようですね。

 

さて、日本はというと、、

日本は南北に長いので、南の沖縄と北の北海道では色の見え方はもちろん違ってきます。

 

頭でいちいち考えるとわかりにくいかもしれませんが、

沖縄ではブーゲンビリア

北海道ではラベンダー

を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。

自然は正直で、気候にあった色が美しく見えるようになっているのだと思います。

 

地域・風土によって映える色、は変わってくるということ。

それを改めて感じるタイ旅行でした。

 

イタリア・マルチアーティストの色彩

世田谷美術館で開催中の『ブルーノ・ムナーリ -役に立たない機会をつくった男』

行って参りました。

https://www.setagayaartmuseum.or.jp

 

イタリアの美術家・デザイナー、ブルーノ・ムナーリ。

美術家、というと高尚なイメージもあるかもしれませんが、グラフィックデザインやプロダクトデザインを手がけ、

絵本作家としても知られている多彩なアーティスト。「高尚」とは全く正反対の人物だったようです。

 

 

今回の本題からは若干ずれますが、

このフライヤー。個人的にはお気に入りです。

まず、イタリア人ブルーノ・ムナーリのイタリアンカラー(国旗配色)。

そして代表作がプリントしてあります。

少し褪せた色合いがより一層イタリアンな雰囲気を醸し出しています。

 

まず、展覧会名の「役に立たない機械」というのが気になりませんか?

これは彼のつくった作品です。

 

色をつけた様々な形の木片をつなげて天井から吊り下げている作品。

ゆらゆらと揺れはするけれども何も作り出さない、何の役にも立たない。

意味のないところに意義がある。。。惹かれます(笑)。

 

絵本作家としての活動の理由もシンプルです。

5歳になる息子に絵本を買おうと思ったが良いものがないので、それなら自分で作ってしまおう、と。

 

そんな彼が目指した絵本は

文字で書かれたストーリーを補うための挿絵的な「絵」ではなく、

視覚や触覚等によってストーリーを掴める絵本。

めくったり、穴があいていたり、ボタンがついていたり、楽しいしくみのある絵本です。

今はそういう絵本もよく見かけますが、当時はとても新しかったのではないでしょうか。

 

 

 

 

さて、こちらは代表的な「陰と陽」シリーズです。(画像はポストカードです)

このシリーズは、シンプルな図形と色を用いた構成で、

見方によって色が前に出たり後ろに入ったりするように見えることを意図して作られているそうです。

 

このシンプルな色彩、を見てみると

どちらとも色相環では反対の位置にある黄赤と青、赤と緑、です。

対照的な色を配して効果を高めようとしているのかもしれません。

 

他の作品も、シンプルで色の差のはっきりした配色になっていました。

私たちに「どう感じる?」と語りかけているような。。

 

この展覧会では様々な作品を観ることができますが、

 

芸術は一部の人たちのものではなく、

誰もが楽しめる身近なものであることをブルーノ・ムナーリは伝えたかったようです。

 

その工夫が展示の中でも見られました。

晩年は子どもためのワークショップに力を注いだそうですが、

ムナーリの創ったカード等で遊べるコーナーもあり、

子どもから大人まで楽しめると思います。

 

もし可能な方は

冬休み期間中に訪れてみてもよいかもしれませんね。

サンゲツ ショールーム・インテリアスタイル

 

サンゲツ 品川ショールームさんにお邪魔してきました。

 

住宅コーディネート・スタイリングをする方にとってはおなじみのサンゲツ ショールーム。

赤坂アークヒルズから品川グランドセントラルタワーに移転してから凡そ3年経ったそうです。

 

正直、最初移転した時はアクセスしにくくなった印象がありました。

ですが! 1.5倍になったというフロアでは、以前より格段にゆったりとサンプルを確認することができます。

 

ということで、移転からしばらく経つものの、

日々の業務に忙殺されあまりショールームに訪れる機会がない方もいらっしゃるそうなので

今回は簡単にサンゲツ ショールームツアーをしつつ、

ショールームで展開されているインテリアスタイルの展示を見ていきたいと思います。

 

 

 

 

 

まず、品川グランドセントラルタワーのエスカレーターを上がっていくと、

ショールームのエントランスです。広々。

 

 

右側は休憩できるスペース。

右手前がパーテーションで仕切られていますが、ここは何もなければ開放されていて、

このように仕切ってある場合にはセミナーが行われる、ということだそうです。

床はフロアタイル、フレンチヘリンボーン貼りになっていますね。

 

 

左側がショールームになっています。

 

入ってすぐ左側がクロス等のみられるスペース。

明るく開放的ですが、落ち着く空間の中でサンプル確認ができます。

 

入ってすぐ右側は床材。

 

他のスペースにはお客様が多くいらっしゃいましたので。

MAPをどうぞ。

 

このMAPの中に「スタイルショーケース」とありますが、

ここでは、様々なインテリアスタイルが紹介されています。

では、いくつか見ていきましょう。

 

 

 

CONFORT TRAD

クラシカルなで財Nでありながら、

格式張らない心地よさと華やかさが共存する英国スタイル。

 

家具デザインはトラディショナルで落ち着いた色みのものを

選び、カーテンも重厚感のある色みになっていますが、

壁はデザインはクラシカルですが、色をライトグレイッシュにおさえているので、やわらかさがあり、使用色のレディッシュパープルとペールグリーンの組み合わせが華やかさが

を出しています。

 

 

 

 

クロス

左:BW2612

右:BW2644

PRE MODERN

子ども部屋。

1930年代を回帰。時代をミックスさせたトレンド感のある

上質なプレモダンスタイル。

 

大人っぽさのある子ども部屋を意識しつつ

クロスは奥と左側でストライプの大きさが違うところに

遊び心があります。

また、ドアやチェアのアクセント色。子ども部屋だと

明るいビビッドな赤を選びがちですが、ダークレッドに

している所がキッチュになりすぎず、上質感や落ち着きを

出しています。

使用色はアイボリー・レッド・カーテンのダーク色

と色数も少なくモダンな雰囲気。

 

 

 

クロス

左:TH9229

右:TH9224

ドア:TH9337(黒板壁紙)

LIVING.

 

淡いミントグリーンの壁、

ブラックのカーテン・チェア・カーペット、

アクセントのレッドやブルー

というメリハリのあるカラーコーデ。

 

モンドリアンの『コンポジション』を

若干思い出します。

(気になる方はぜひ検索を・・・)

WOODY JAPANESE

WORK ROOM.

伝統的な素材やデザインを組み合わせた、凛とした空気感が新しい和のスタイル。

 

リアテックというシートを使い、ぬくもりを表現しています。

家具はダーク色で統一してトラディショナル感がでています。

 

壁:リアテックパネルRW4001

SANITARY

 

右側の壁紙はフィンレイソンのクロスですが、

色が抹茶色なので、和風の空間に馴染みます。

元々、北欧風の空間は和風と共通する所があると

感じます。

そこに木の温かみのある色と

ブラックのカウンターや障子で

現代的な和の空間になっています。

 

 

 

クロス

左側:HF1006

右側:FE1315

BOTANICAL LIVING

DINING.

自然をモチーフにしたデザインに囲まれて過ごす

やさしい印象のボタニカルスタイル。

 

ブルーのアクセント壁。ホワイトウッドの家具。

そこに植物が映える空間に。

ブルーの壁の前には濃いグリーンは持って来ず、

淡いグリーンを持ってくることできちんと

両方を引き立たせています。

 

 

クロス

左:FE1046

右上:FE1043

右中:FE1045

右下:FE1047

UTILITY

 

一見インパクトのありそうなブルーの花柄クロスですが

柄にはカラフルな色は使っていないので、落ち着いた

雰囲気にすることができますね。

他の壁や床は印象の薄いものを使うことで、

すっきりとしたコーディネートになっています。

 

 

 

クロス

左:FE1313

右:FE1667

SUNROOM

 

植物が主役のコーディネート。

そのため、壁紙は脇役にしつつも、植物を引き立てる淡いグリーンを選定しているようです。

古材の雰囲気もとてもマッチして素敵です。

 

クロス

左:FE1038

右:FE1245

 

CHIC NORDIC

シックなダークカラーとヴィンテージ家具が醸し出す贅沢な時間。大人の北欧スタイル。

 

LOUNGE

ネイビーのダークカラーにラインのきいたトラディショナルな壁紙でありながらピンク色を合わせているのが

華やかさも感じられる空間になっています。

ヘリンボーンの床もきいています。

 

クロス

左:FE1033

右:TH9336

 

DRESS ROOM

 

ナチュラルな木目

ペールピンク

ペールグリーン

のやわらかい中にブラック・ダークブラウンのアクセント・

小物でマニッシュ感を出したスタイルになっています。

 

 

 

クロス

正面:ウッドTH9422

右:FE1049

 

 

 

以上、本日はサンゲツ ショールーム・インテリアスタイルでした。

 

忙しいとなかなか普段ふれないインテリアスタイルには不慣れになってしまうこともあるかもしれないので

様々なクロスづかいを今回みていただけたのではないかと思います。

 

しかも、手に入れられるサンゲツ さんのクロスなので

気になったものがあればぜひ取り入れてみてください。