風土と色 Part.2

 

鳥取。倉吉(白壁土蔵のまち)へ行って参りました。

 

『ハウジングスタイリスト 認定講座』のために訪れた鳥取。初!鳥取。

これは、せっかくなので行くしかない!ということで足を伸ばして倉吉へ。

若干足を伸ばしすぎたため、あまりゆっくりはできませんでしたが。。。

 

打吹玉川(うつぶきたまがわ)。通称、「白壁土蔵群」。

国の『伝統的建造物群保存地区』に指定されています。

 

さて、街並みを見てみましょう。

 

 

 

 

一番有名なのは、

この玉川沿いの白壁土蔵群。

 

・赤瓦(石州瓦)

・白い漆喰

・腰壁(黒い焼杉)

 

で構成されています。

(私の身長からのアングルでは瓦の様子が収められなくて残念。。)

 

後、特徴として、1つ上の写真では

それぞれの土蔵の戸口に一枚石の石橋がかけられていますね。

この石橋は通用門として作られたものだそうですが、

この玉川の川幅。風情のある幅といいますか。このスケール感がまさに丁度良く

素敵な景観を生み出しています。

 

こちらはお土産物屋さんですが、

焼き杉板の縦目板張りの感じがよくわかりますよね。

 

 

焼き杉ドアップです。。実際も結構な迫力がありました。

 

 

では、周辺も見てみましょう。

 

お店も立ち並んでいるので、

色彩等も少し新しい要素が入っていたりしますね。

 

 

この味わい深さは、何と言っても本物を使っているからこそですよね。

 

そして、漆喰の、杉焼き板の黒、、というよりも風合いのある茶色みがかったチャコールグレー赤瓦

のコントラストのある組み合わせ。

これは、色の3色配色に落とし込むと、こうなります。(色幅はありますが、だいたいのイメージです)

 

 

 

言葉では、・白・グレー

と書きましたが、その言葉からイメージする色と

上の3色配色は一致していましたか?

 

 

コントラストがあって、ぱっきりモダンのような気もするのですが、

この濁りを含んだ色を使ったコントラストが、まさに日本らしさを感じさせるのだと思います。

 

ということで、本日は鳥取倉吉のまち ”白壁土蔵群の風土と色”でした!