草間彌生展と色彩

 

日本を代表する芸術家「草間彌生  YAYOI KUSAMA」。

 

現在、フォーエバー現代美術館 祇園京都 で開催されている

「草間彌生 永遠の南瓜展」へ行って参りました。

 

場所は、祇園甲部歌舞伎練場内 八坂倶楽部。

 

このようにエントランスを抜けると(既に奥に小さく南瓜が!!)

 

 

 

大きな「南瓜 Pumpkin」がお出迎えしてくれます。

 

そして、伝統的な日本建築である八坂倶楽部(有形文化財)へ入ると・・・

 

趣のある畳の空間に数々の作品が並びます。

畳、作品の背景にある壁もターコイズブルー系の新橋色のような色から

赤茶色の小豆色のような色まで、まさに伝統の中で色彩を楽しめる展示になっていました。

 

素敵な空間はこちらフォーエバー現代美術館のサイトからご覧いただけます。

https://fmoca.jp/facilities

 

撮影可能なものは限られていましたが、何点か撮影できたものをご紹介。

 

「黄樹」1992年。

 

 

「宇宙に届け 水玉かぼちゃ」2009年。

 

 

 

「私の魂を乗せてゆくボート」 1989年。

 

草間彌生は、水玉が視界を覆うという幻覚に幼少期より悩まされました。

水玉、そして水玉がそれぞれ大きくなり連なった網目模様、それに埋没してしまう恐怖から自らを解放すべく

描かれた水玉(ドット)や網目で構成されたアートが代表作となっています。

 

 

さて、この八坂倶楽部では庭園も楽しむことができます。

 

 

 

また、カフェも併設されています。

 

カフェはアッシュ系の床、レンガのアクセント、無骨な照明器具等、、、

今時インダストリアルですね。

 

 

 

なんとこの期間は

「草間彌生 永遠の南瓜展」にちなんで

南瓜の和菓子がいただけます!

 

展示を観ていると感じるのは、みなぎるエネルギー、パワー、生命。

ビビッドな赤・青・緑・黄、そしてピンク とわかりやすい色彩。

形態は大胆でドット、網目、植物や花の流線 は大変細かく描かれており、

大胆で繊細で、永遠・開放 という言葉がピッタリです。

 

伝統的建築物の中で感じる草間彌生作品のパワー。

 

ご興味のある方、オススメです!