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無垢フローリングの塗装相談を受けました。
元々、ナチュラルなライフスタイルの方。
空間も自然・天然のものでというイメージが強いと思い、イメージしたのが
王道の「オスモカラー」。
木部の塗装では基本的には
・木目を生かす浸透タイプの塗料
・木目を塗りつぶす塗膜タイプの塗料
があります。
色持ち、メンテナンスの仕方、方法等、各メーカーさんによって違ったりもしますので、
住宅の場合には10年20年、その先まで考えてご提案するとご安心いただけると思います。
今回は無垢材で木目を生かしたいのだろうと思い、浸透性の塗料としておすすめしました。
そして、、しばらくオスモさんのショールームに伺っていない事に気付き、
先日お邪魔して参りました!
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=871x10000:format=jpg/path/s420058fd6e96554a/image/i7bed10e8cf596c9a/version/1531987355/image.jpg)
オスモカラー東京(新宿)ショールーム。
オスモカラーさんの特長は
自然油と自然ワックスを使用したドイツ製の自然塗料。
他にもフローリングや樹脂サッシ、外付けブラインド等も取り扱っていらっしゃるのですが、
お話を聞いてみた所、日本ではどうしても当たり障りのない無難な色が好まれ、
カラーバリエーションはたくさんあるのですが、ドイツほど様々なカラーは使われないそうです。
せっかく日本は繊細な色の文化があるのにもったいない、
私ももっと頑張らねば、と思いつつ。。。
フローリングの人気塗装色もしっかり伺って参りました。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=699x10000:format=jpg/path/s420058fd6e96554a/image/if59d33a44e6f35a5/version/1531987811/image.jpg)
まずは、こちら。
無垢フローリングだと、クリア塗装、という色をつけない塗装があるのですが、
その場合、全くの無色で変わらないか、というとそういうことではなく、少しぬれたような色味になります。
オイルが浸透して少し濃くなったイメージです。
ですが、これは
オーク材にシルキー塗装、をしています。
色が若干くもりがかったような雰囲気、白く褪せた、といっても汚いイメージは全くなく
ナチュラルでありながら無骨感のあるイメージが出せます。まさに今時。
こちらもオークの塗装見本なのですが、
カタログの下から2番目、スチールグレー、を塗装しています。
こちらも今の人気色だそう。
前回のブログに2018年のフローリングの傾向として
・グレイッシュ・アッシュ・グレージュなどの褪せた色味
を挙げましたが、まさにその通りでした。
木部の浸透性タイプの塗装については注意が必要です。
カタログ等に、各色の塗見本がついている場合がありますが、
実際に現場で使うものが同じ色になるとは限りません。
それは、塗見本で使っている樹種とは、実際に使用する樹種が違う場合が多いからです。
そのため、見本の色とは全く色の出方や濃さが変わる場合が多くあります。
上の写真はカタログは写真なので、さらに色は大きく違いますよね。
カタログの方がだいぶ濃いグレーになっています。
ですが、実際はそこまで濃いグレーではなく、
非常に淡いグレーです。
現場で使う木を持って行きショールームで試し塗りもできますし、
木を送り、塗装サンプルをつくっていただくこともできます。
選んだ色と違う!!というショックなことにならないためにも
必ずサンプルで確認することをおすすめします!
そして、やはりDIY需要もとても増えているそう。
ネットで購入される方も増えているそうです。
例えばお子さんと楽しく棚を塗装、というのもこの夏休みに楽しいかもしれません。
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これは塗りつぶしタイプの塗装です。
黄色、赤色、青色、白色、黒色
等がありますが、
同じタイプのペイントなので混ぜて使うことができます。
このように、青色と黄色を使えば、青緑から黄緑まで好みの色をつくることができますね。
そこに白を混ぜればパステルカラー、
ほんの少し黒を混ぜればグレイッシュなカラーもつくることができます。
我が家には娘が作った本を入れられるボックスがあるのですが、まだ無塗装なので
今度一緒にペイントしてみようと思います笑。