本日は、”壁色選びのポイント”についてお伝えしたいと思います。
大きく2つあります。
1. その壁サンプルを実際と同じ状況でチェックすること。
どういうことかと言いますと
外壁サンプルは実際に外(できれば現場)で確認すること。
室内の壁サンプルは中(できれば現場)で確認すること。
です。
外壁については、上記に書いた通りです。
細かく言えば、方学や周囲の建物との関係等もあるのですが、
基本はきちんと「外で確認すること」。
陽の光の中できちんと確認することが重要です。
室内の壁サンプルについて。
新築の場合には、壁紙や塗り壁サンプルを現場で確認することは難しいので
現場を見に行った時、また図面から、日の差し込み方を確認しておくとよいでしょう。
陽がよく当たる部屋なのか、北側なのか、西陽がよく差し込むのか等で
選び方も実は変わってきます。
リフォームの場合には、実際に現場で合わせてみると、
きちんと色みを確認することができますよね。
また、どのような照明にするか(電球色のようなオレンジ色、蛍光灯色のような青みがかった色等)
でも、色の見え方は大きく変わりますので、この点についても確認しておきましょう!
2. 壁サンプル(色見本)はなるべく大きなサイズで確認すること。
色には”面積効果”という現象があります。
明るい色は、面積が大きくなると、より明るく鮮やかに感じ、
暗い色は、面積が大きくなると、より暗く感じる、
というものです。
これでは少しわかりにくいでしょうか。。。
では、こちらではどうでしょう。
左側よりも右側の方が色がより鮮やかに見えませんか?
これら2つのポイントは本当に基本の基本の基本、なのですが、
怠ってしまうこともある様です。
家が建ち、壁が張られてから「あれ?何かちがう!!」という事にならない様、
きちんと確認しておくことが大事ですよね。